カプコンは29日、2025年国際博覧会(大阪・関西万博)の出展概要を発表した。大阪府・市が運営する「大阪ヘルスケアパビリオン」内にシアター型施設「XD HALL」を設ける。カプコンの人気ゲームタイトル「モンスターハンター(モンハン)」の世界観を拡張現実(AR)デバイスで体験できるコンテンツを提供する予定だ。
コンテンツ名は「モンスターハンター ブリッジ」。来場者に配布するARデバイスを使って、シリーズに登場するキャラクターや大型モンスターと「交流」する趣向となっている。360度見渡せる映像と立体音響、音に合わせて振動する床など空間全体でモンハンの世界観に没入できる。
同日の記者会見で辻本春弘社長は「当社の技術や開発力、グローバルブランドを生かし、世界に向けて未来(のエンターテインメント)を発信していく」と語った。
同社は25年に家庭用ゲーム機「プレイステーション5(PS5)」やパソコン(PC)など向けに約4年ぶりの新作となる「モンスターハンターワイルズ」の発売を予定している。
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