医薬品開発を受託する新日本科学は29日、創薬支援に向けてアステラス製薬と連携し、動物実験サービスの提供を10月から始めると発表した。スタートアップや研究機関が入居するアステラスのオープンイノベーション拠点で提供する。小さな規模の実験も請け負い、医薬品開発を後押しする。
新日本科学は臨床試験(治験)前の開発受託で業界大手だ。アステラスの「sakulab(サクラボ)」(茨城県つくば市)にある動物実験施設を活用する。サクラボの入居企業以外の製薬会社からの受託も想定する。候補薬について、創薬の初期段階に必要な薬理動態や安全性の評価を支援する。
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