希望退職の実施で業績の改善をめざす

東北新社は30日、希望退職者を募集すると発表した。グループ会社を含む約1400人の従業員のうち、45歳以上の正社員などを対象に100人程度を見込む。応募期間は9月30日〜10月25日とし、退職金に加えて特別加算金を支給する。2025年3月期の連結純利益の見通しは前期比14%減の34億円。業績の改善に向けて実施する。

同社は5月に発表した29年3月期までの中期経営計画で「組織・人員再編による人員体制の適正化」を重要課題に掲げる。今回の希望退職の募集について、東北新社の広報担当者は「中計による経営改革の一環」と説明する。1月にも「事業構造変革のため」として希望退職を募集し、11人が退社している。

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