西鉄はキャッシュレス限定バスの実証を始める

西日本鉄道は2日、運賃の支払いに現金を使えないキャッシュレス限定のバスを実証運行すると発表した。対象は博多駅と福岡空港国際線ターミナルをつなぐ路線と、福岡市内の主要エリアを巡る連節バス「Fukuoka BRT」の2路線。期間は12月3日から2025年2月28日を予定している。

対象の2路線はインバウンド(訪日外国人)や観光客の利用が多く、決済手段として交通系ICカードのほかにクレジットカードなどのタッチ決済にも対応している。

国土交通省によるキャッシュレス限定バスの実証実験の一環で、全国18社29路線で一斉に実施する。運転手の業務負担の軽減効果や完全キャッシュレス化の課題などを検証する。

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