札幌市は2日、人気ゲーム「エーペックスレジェンズ」の年間王者を決定するeスポーツ国際大会が来年1月29日~2月2日の5日間、大和ハウスプレミストドーム(札幌ドーム)で開かれると発表した。4回目となる同大会はアジアで初めての開催。世界上位の40チームが出場し、総額200万ドルの賞金を争う。
2019年に配信されたエーペックスレジェンズは、プレーヤーが「レジェンド」と呼ばれる異なる能力を持ったキャラクターを選択し、3人1組で競うバトルシューティングゲーム。ゲームを配信する米国のゲーム販売会社「エレクトロニックアーツ」が大会を主催する。関係者によると、世界各地にプレーヤーがおり、今シーズンもすでに米国ロサンゼルス、ドイツ・マンハイムで予選が開かれるなど、世界最高峰に位置付けられるeスポーツ国際大会だという。
記者会見を開いた札幌市スポーツ局の梅田岳局長は「市民に世界最高レベルのeスポーツを体験してもらうとともに、国内外から集まる多くの選手、スタッフらに冬の札幌の魅力を発信してもらいたい。また、札幌市内にゲームクリエーター、関連企業の集積が進むことも期待している」と札幌開催の意義を強調した。【高山純二】
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