コンビニ大手セブン―イレブン・ジャパンは、レジ横のケースでドーナツを3日から売り出すと発表した。ドーナツの販売は過去に一度撤退しているが、今回はお店で揚げることで「自信をもっておいしいものが提供できる状態になった」(広報)といい、若い女性や子どもを中心に幅広い客層からの需要を見込む。

 商品名は「お店で揚げたドーナツ」。メープル(140円)、カスタード、チョコ(各160円)の3種類。工場で急速冷凍し、店内で揚げる。当面は東京、千葉、埼玉の店舗で販売し、順次全国に拡大していく。

 同社は2014年にレジ横のケースでドーナツの販売を始めたが、17年に撤退した。当時は工場で揚げたものを販売しており、「満足のいく品質のものを提供することが難しかった」(広報)という。(井東礁)

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