ソニーは5日、放送局などが撮影した映像の確認に使う高輝度対応の「マスターモニター」を2025年夏に発売すると発表した。太陽光が過度に当たり被写体が白くなる「白飛び」や、高速で動く被写体のぶれを抑えた。持ち運びしやすい17インチ型で、スポーツ中継など出先の撮影で使いやすくした。
マスターモニターは撮影した映像の色などが制作意図に合っているかどうかを、放送局や映像制作会社のスタッフが現場などで確認する際に使う。
新製品「BVM-HX1710」は4Kの新型液晶を採用した。映像や音声などのデータをまとめて伝送する通信規格に対応した「BVM-HX1710N」も展開する。それぞれ税抜きで250万円前後、300万円前後で販売する。販売目標は非公表。
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