JR水戸駅北口直結の再開発地区に分譲マンション「デュオヒルズ水戸三の丸タワー」が誕生する=写真はイメージ

JR水戸駅北口直結の再開発地区で建設中のマンション「デュオヒルズ水戸三の丸タワー」の販売価格が、専有面積60平方メートル台で4000万円台からと決まった。水戸駅前三の丸地区市街地再開発組合(水戸市)が5日開いた記者会見で事業者が発表した。11月ごろから売り出す。

再開発地区は商業・オフィス棟とマンション棟、駐車場棟の3棟で構成。商業・オフィス棟には三井住友海上火災保険を中心とするMS&ADグループが入居する。マンション棟の「デュオヒルズ水戸三の丸タワー」は分譲マンション販売のフージャースコーポレーションが手がける。マンションは20階建て全184戸で、中心面積は70平方メートル台。駐車場棟には1戸1台分の駐車スペースを確保する。

9月下旬には水戸駅前にマンションギャラリーを開設し、順次顧客を案内する。2026年末に竣工し、27年2月からの引き渡しを予定する。

商業・オフィス棟とマンション棟には、合わせて9区画に店舗などが入る。フージャースコーポレーションの森俊哉専務は「駅周辺で滞留や待ち合わせのできる場所が少ない。(課題解決に向けて)方向性を探っていきたい」としている。

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