関西国際空港が4日に開港30年を迎えました。年間1300万人の外国人客が利用し、インバウンド(訪日外国人)を呼び込む「アジアの玄関口」としての存在感が高まっています。開港以来、空港側の原因による「ロストバゲージ」(荷物の紛失)が一度も起きていないことも、世界から評価されています。2025年に開催される大阪万博に向けて設備を拡充し、さらなる成長を目指します。関空の魅力と今の動きをまとめました。

関西空港30年、外国客年1300万人 アジアからの玄関口に


長らく低空飛行を続けてきた関西国際空港が上昇気流に乗る契機となったのは、格安航空会社(LCC)の積極誘致だ。京都や大阪をはじめ関西の魅力的な観光資源も背景に、年間1301万人の外国人客が利用する。…詳しくはこちら

関西国際空港、開業30年間「荷物紛失ゼロ」 世界が評価


関西国際空港では1994年9月の開業以来、空港側の原因による「ロストバゲージ」(荷物の紛失)が一度も起きていない。正確かつ迅速な受け渡しは国際的に評価され、快適でストレスのない移動を陰で支えている。…詳しくはこちら

関空、国際線の保安検査場を増強 9月に先行開業


関西エアポートは8月26日、改築工事中の関西国際空港第1ターミナルビルの新たな国際線向け保安検査場について、一部を3日に先行開業すると発表した。複数あった検査場を1カ所に集約するほか、従来よりも長い検査レーンを設置することで処理能力を高める。…詳しくはこちら

関西空港の外国人客、1〜6月は過去最多 コロナ前上回る


関西エアポートが発表した2024年1〜6月の関西国際空港の外国人旅客数(国際線)は、前年同期比70%増の910万人だった。新型コロナウイルスの感染拡大前の19年の874万人を上回り、過去最多を更新した。…詳しくはこちら

関西エアポート社長「最大の危機、バブル後の経済停滞」


関西国際空港を運営する関西エアポートの山谷佳之社長は8月28日、関空が開港30周年を迎えるのにあたり、報道陣の取材に応じた。「最大の危機はバブル崩壊後の経済停滞だった」と話した。近年は「利用客も増え、ようやく羽ばたくことができている」と述べ、2016年から実施しているコンセッション(民間による公共施設運営)方式に手応えを示した。…詳しくはこちら

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