四国高速バス(高松市)などバス会社6社は、期間内に四国の高速バスが乗り放題になる「四国ハイウェイバス フリーパス」の販売を11日から再開する。四国を周遊する観光客や各都市間を移動する人向けに高速バスの利用を促す。

チケットを販売するのは四国高速バスのほか、大川自動車(香川県さぬき市)、ジェイアール四国バス(高松市)、伊予鉄バス(松山市)、徳島バス(徳島市)、とさでん交通(高知市)。

高松―松山間など四国4県の県庁所在地を結ぶ路線が対象になる。販売価格は1万円からで、利用日数は2日間、3日間、5日間から選択できる。乗車には始発駅出発の1時間前までの予約が必要だが、空席があれば予約なしでも乗車可能だ。有効期限は2025年3月末までとなる。

各バス会社のホームページからチケットが購入できる。対象は大人のみで、子供用の販売はない。スマートフォン上で乗車券を表示するモバイルチケットのみになる。

高速バスは鉄道と比べて安価で、市内中心部まで乗り入れられる利便性が売り物だ。体験してもらうことで利用者の獲得につなげる。

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