小型で狭い部屋にも置きやすいことを売り物に若者の一人暮らし世帯を取り込む

東芝の家電販売会社、東芝ライフスタイルは設置面積を従来製品と比べ17%減らしたドラム式洗濯乾燥機を11月に発売すると発表した。洗濯容量を8キログラムと4キロ抑えることで小型化した。狭い部屋にも置きやすいことを訴え、仕事で忙しい若い一人暮らし世帯の需要を狙う。

「TW-84GS4」の価格はオープンだが、25万1000円を想定する。月2000台の販売を目標とし、全国の家電量販店で扱う。ボディー幅と奥行きはともに599ミリメートル、高さは975ミリメートル。同社の旗艦モデルは幅600ミリメートルで奥行き720ミリメートル、高さは1055ミリメートルだった。乾燥容量も従来の7キロから4キロに減らした。

同社によると、若者の間で洗濯から乾燥まで1台でこなせるドラム式洗濯機の需要が高まっているという。従来製品は設置スペースの制約から、狭い部屋に置きにくいという課題があった。

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