旧村上ファンド系の投資会社エスグラントコーポレーションが、アルプスアルパインの株式を買い増したことが25日わかった。エスグラントが同日、関東財務局に提出した変更報告書によると共同保有分も含めて8.94%から10.08%になった。
エスグラントは25日までにアルプスアル株を約1696万株(発行済み株式の7.74%)取得した。アクティビスト(物言う株主)の村上世彰氏の長女、野村絢氏も約512万株(発行済み株式の2.34%)所有する。保有目的は「投資および状況に応じて経営陣への助言、重要提案行為等を行うこと」としている。
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