発表によりますと、キオクシアホールディングスは、三井住友銀行や三菱UFJ銀行、三井住友ファイナンス&リースの合わせて3社の間で、新たに1200億円の融資枠を設ける契約を結んだということです。

会社は、昨年度まで最終的な損益が2年連続で赤字となるなど、事業の立て直しが課題となっています。

ことし6月に銀行団からの借入金、およそ5400億円の期限の延長や、2100億円の融資枠の設定を発表したほか、8月には東京証券取引所に上場の申請をし、資金調達に向けた動きを進めていました。

生成AIの普及などでフラッシュメモリーの市場の拡大が見込まれる中、会社は融資が行われた場合、三重県と岩手県にある工場への設備投資に充て、競争力の強化を図る方針です。

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