浜松ホトニクスは20日、昼馬明会長が取締役を退任する人事を内定した。会長も退き特別顧問に就く。12月中旬に予定する定時株主総会で正式決定する。昼馬氏は同社創業メンバーの一人で中興の祖、故・昼馬輝夫元社長の長男。光科学技術研究振興財団や光産業創成大学院大学の理事長などは続ける。

2022年12月に就任した丸野正社長と、加藤久喜副社長や鈴木貴幸取締役専務執行役員の3人の代表権者による集団経営体制が定着してきたため。このほか常務執行役員の野崎健・経営企画統括本部統括本部長と鳥山尚史・営業本部本部長を新たに取締役に選任することも内定した。

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