太陽光発電による二酸化炭素排出削減をクレジット化できる(川崎市)

小田急不動産(東京・渋谷)は、太陽光発電・省エネ設備による二酸化炭素(CO2)排出削減量をJ-クレジット化できる戸建て住宅15戸を川崎市麻生区で販売する。クレジットは小田急電鉄が購入し、鉄道運行に生かす。電力小売りの東京電力エナジーパートナーとの脱炭素提携事業の第1号案件で、東京都町田市でも売り出す。

J-クレジットは再生可能エネルギーの導入などで削減したCO2をクレジットとして売り出し、購入者は自らのCO2排出量を削減できる制度だ。全住宅に2.9~5.9キロワットの太陽光発電設備が備わっている。

クレジット化へ参加するかどうかは住宅購入者が選び、参加しても発電電力を自由に自家消費、売電できる。参加すると小田急沿線の店舗で使える小田急ポイントを毎年1000ポイント(最大9回)もらえる。

住宅の名称は「リーフィア新百合ケ丘グレイスコート」で、小田急新百合ケ丘駅と結ぶ最寄りバス停から徒歩3〜4分ほど。価格は6000万円台半ばから8000万円台半ばに設定している。

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