12月中旬まで販売し、季節に合わせてリンゴの品種も変える予定だ(イメージ)

西武・プリンスホテルズワールドワイドが運営する「軽井沢プリンスホテル ウエスト」(長野県軽井沢町)は、大きさなどが市場の基準に合わなかった県産リンゴを使ったパイを売り出す。リンゴの廃棄削減や農家の収入確保につなげる。12月中旬まで季節に合わせてリンゴの品種を変えながら提供する。

9月27日から12月15日までホテル内のレストランで販売する。価格はテイクアウトの場合1個1000円、店内で食べる場合は別途サービス料が必要。27日からは酸味の強い青リンゴなどを使ったパイが店頭に並ぶ予定だ。

軽井沢アンワイナリー(同県軽井沢町)は松本果樹園(同県小諸市)やFruit Tableみまき(同)から仕入れた大きさや色、形が市場の基準に合わないリンゴをシードルに活用している。軽井沢プリンスが軽井沢アンワイナリー経由でこれらのリンゴを仕入れ、パイの材料にする。

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