このうちソフトバンクは、専用のゴーグルなどを着用しなくてもスマートフォンで動画や画像を3Dで見ることができるアプリなどを開発し、今月からサービスを始めました。

スマホに専用の保護ガラスを取り付け、目の位置や見え方などを調整したあと、アプリで動画などを読み込むと、AIによる情報処理によって立体的に見ることができます。

ソフトバンクサービス企画本部の公文悠貴さんは「AIと組み合わせることで、質の高いサービスを提供できる。われわれがこれまでアプローチできなかった人にも使ってもらいたい」と話していました。

このほか、中国のZTEもAIを活用して専用の機器を着用しなくても3Dで映像などを見ることができるタブレット端末を販売しています。

スマホやタブレットの買い替え需要が低迷し、出荷台数が伸び悩む中、新たな需要を掘り起こそうと、各社の間で3Dの新たな技術開発の動きが相次いでいます。

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