新サービスはオペレーターの業務負担の軽減にもつながるとみている

NECはコールセンターなどの顧客応対に生成AI(人工知能)や音声認識技術で支援するサービスを始めた。オペレーターの通話内容をリアルタイムで文字に起こし、監督者が通話内容を確認できるようにする。問い合わせにオペレーターが回答できない場合、生成AIが回答案を提示する機能も開発中だ。10月から顧客先となる企業で実証する。

金融業、小売業、サービス業など顧客対応をするコンタクトセンター向けに提供する。価格は大・中規模のコンタクトセンターの場合で年間2500万円から。通話内容の文字起こしをした結果は生成AIを活用して自動要約する。

新サービスの活用により、オペレーターの業務負荷軽減や顧客の声を分析したマーケティング活動につながるとみている。

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