26日の東京外国為替市場では、アメリカの景気の先行きに対する過度な警戒感がやわらぎ、アメリカの長期金利が上昇していることなどから、円を売ってドルを買う動きが進み、1ドル=145円台まで円安が進みました。

これは今月4日以来、およそ3週間ぶりの円安水準です。

午後5時時点の円相場は、25日と比べて1円12銭円安ドル高の1ドル=145円1銭~3銭でした。

一方、ユーロに対しても25日と比べて43銭円安ユーロ高の1ユーロ=161円46銭~50銭でした。

ユーロはドルに対して1ユーロ=1.1134~36ドルでした。

市場関係者は「日銀による追加の利上げが想定より遅れるのではないかという見方もあって、円を売る動きが進んでいる。あす投開票が行われる自民党総裁選挙の結果によっては、為替相場も大きく動く可能性がある」と話しています。

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