リポートに貼り付けるのに適した画像を自動で選び、医師の負担を軽減する

富士フイルムは26日、食道や胃などを内視鏡で検査した後に必要なリポートの作成を支援するソフトウエア「AR-G1」を発売した。検査中に撮影した画像をソフトウエアが明るさやピント、撮影方向などから選別。ガイドラインに沿った適切なデータを自動で選び、医師の負担を軽減する。

内視鏡検査では、患者の体内にスコープを入れ各部位を撮影した後に結果をリポートにまとめる必要がある。一般的な胃がん検診では40〜50枚撮影する。病気の疑いなど異常がない患者でもリポート作成が必要なため、健診施設などで需要を見込む。

価格は税別210万円。同社が販売する内視鏡情報管理システム「NEXUS」内で追加機能として提供する。

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