トヨタ自動車は30日、水素で走る燃料電池バス「SORA(ソラ)」の一部部品に、自社で設定した基準を上回る環境負荷物質のカドミウムと六価クロムが含まれていたと発表した。基準を達成していないにもかかわらず、商品カタログで「自主目標達成」と記載し販売したという。乗員や乗客ら人体への影響や、走行時の安全性への問題はないと説明している。
対象車両は約140台で、2018年3月2日から22年12月9日まで生産されていた。無料で修理を実施し、該当部品を回収する。(共同)
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