国際的な緊張の高まりで、半導体や鉱物資源などの重要物資の確保が困難になるといった経済安全保障上のリスクが指摘される中、政府は対応の強化を迫られています。

こうした中で経済産業省は、経済安全保障に関する情報収集や分析を行う「経済インテリジェンス」と呼ばれる能力を高めるため、専門人材の採用を始める方針です。

具体的には、研究機関や民間企業で地政学上のリスクやサプライチェーンの分析などを行っている人材の採用を想定していて、早ければ来年度中に募集を行いたいとしています。

経済産業省は1日開く経済安全保障に関する有識者会議でも「経済インテリジェンス」の強化に向けて、官民の交流促進などを議論することにしています。

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