オークワが1日発表した2024年3〜8月期の連結決算は、純利益が前年同期比78%減の8700万円だった。原燃料の高騰や円安を受け、生鮮を含む食品の仕入れ価格上昇が響いた。新規出店を増やして設備投資費用がかさんだことも影響した。

売上高にあたる営業収益は1%増の1225億円だった。愛知県や奈良県への新規出店があったものの、商品値上げに伴う買い控えもあり、営業収益は微増にとどまった。

主力のスーパー事業の不振を受け、9月26日には25年2月期通期の業績予想を下方修正した。純利益は前期比45%減の5億5000万円、営業収益は3%増の2540億円を見込む。それぞれ従来予想を6億5000万円、50億円下回る。

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