1ドル156円台を示す証券会社の街頭モニター=東京都中央区で2024年4月26日午後0時53分、三浦研吾撮影

 26日の外国為替市場の円相場は一時1ドル=156円台前半まで下落した。1990年5月以来約34年ぶりの安値。日銀の金融政策維持の決定を受け、円が売られた。米国経済の堅調さから、米連邦準備制度理事会(FRB)の利下げ観測が後退し、円安・ドル高が進んでいた。市場では政府・日銀による円買い・ドル売り介入への警戒感が高まっている。【成澤隼人】

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