メガネブランド「Zoff(ゾフ)」を展開するインターメスティック(東京・港)は2日、2025年春に入社予定の学生約120人を集めて東京都内で内定式を開いた。同社はサングラスの販促に力を入れており、式の最後には内定者全員がゾフ製のサングラスをかけて記念撮影した。
【関連記事】 内定式後にハワイ研修も 売り手市場、企業「離職」防ぐ内定者向けには、ゾフで使えるサングラスの購入クーポンを事前に送付。好みのサングラスを選び、会場に持参してもらった。同社は「サングラスの良さを体感してもらうほか、店頭で接客を体験してもらう狙いがある」(同社)としている。
インターメスティックではここ数年サングラスの販売が伸びている。7月にはサングラスに特化した常設の専門店を東京・銀座に初めて開くなど市場開拓に力を入れている。内定式に出席した上野博史社長は「世界に比べ日本ではサングラスの販売割合がまだ少ない。商機として、市場を席巻していこう」と期待を込めた。
インターメスティックは18日に東京証券取引所のプライム市場に上場する予定だ。上野社長は内定者に向けて「今後は競合他社ともより比較されるようになる。社会的な影響力を持てるようにしっかり成長していきたい」と話した。
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