【ニューヨーク時事】日本の自動車メーカー６社が１日発表した２０２４年７～９月期の米新車販売台数は、合計で前年同期比１．０％増の約１４３万台だった。ハイブリッド車（ＨＶ）やプラグインハイブリッド車（ＰＨＶ）の販売が好調で、トヨタ自動車と日産自動車を除く４社がプラスとなった。

トヨタは、スポーツ用多目的車（ＳＵＶ）「グランドハイランダー」などの生産がリコール（回収・無償修理）の影響で停止していることが響き、８．０％減の約５４万２９００台。ＨＶを中心とした電動車が９月の販売に占めた割合は４８．４％と「過去最高に達した」（担当者）。

ホンダは８．０％増の約３６万６２００台。「ＣＲ―Ｖ」や「シビック」といった人気車種のＨＶモデルが販売増に貢献した。日産は、主力ＳＵＶの売れ行きが不調で、２．２％減の約２１万２１００台。米国でＨＶを展開していないことが重荷になっている。

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