PFU（石川県かほく市）は2日、高級キーボード「HHKB Studio」で筐体（きょうたい）が白色の製品を発売した。従来は黒色だけだったが、顧客からの要望に応えた。HHKBシリーズは世界累計で約70万台の販売実績があり、打ち心地のよさからプログラマーなどに人気が高い。販売価格は4万4000円で、同社のオンラインストアで購入できる。
商品名は「HHKB Studio 雪」。HHKB Studioは2023年10月から販売しており、マウス機能をキーボード上に統合することで、必要最小限の操作で作業できるのが特徴だ。
プログラマーなどパソコンで大量の作業をする人は、各キーが担う機能を当初の設定から変えて、自分が操作しやすくしていることが多い。HHKB Studio 雪では自分用の設定を保持しつつ、他人が使っている設定も導入できるようにした。複数パターンの設定を試しながら、より効率がいい作業を追求することが可能になる。
文字なしのキーなども別売りし、ユーザーが自分仕様の外観や使い方ができるようにした。国内外含めて今後3年間で4万台の販売を目標とする。
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