和倉温泉の3旅館コラボおせちには、休業している旅館の売り上げを支える狙いがある(2日、長野市)

ながの東急百貨店(長野市)は2日、2025年正月のおせち料理の内覧会を開いた。地震や豪雨の被害を受けた北陸を応援するため、和倉温泉(石川県七尾市)の3旅館がコラボした商品を売り出す。物価高が続く中、例年人気の2種で価格を据え置き、消費者のコストパフォーマンス(コスパ)志向に対応する。

店頭予約は3日〜12月11日まで、オンラインショップでは12月10日まで受け付ける予定だ。取扱商品は約170点で、売れ筋の価格帯は24年と同じ2万〜2万5000円を見込む。

ながの東急では新型コロナウイルス感染拡大以降、自社オンラインショップでのおせち販売を強化している。おせちをオンラインで買いたいというニーズをつかみ、22年は店頭も含めたおせちの販売額が過去最高となった。25年分は自社オンラインショップで9月30日から予約を受け付けており、初日の販売額は過去最高だったという。

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