静岡県は財務状況の改善のため、浜名湖ガーデンパーク(浜松市)の命名権(ネーミングライツ)の募集を始めた。最低募集金額は年187万円で、法人などから提案を募る。書類審査を経て2025年4月から新たな愛称で再始動する方針だ。

提案の受付期間は10日までとし、県当局に持参か郵送して応募できる。年187万円以上の契約額提示を求めるほか、パートナーとして施設の魅力度向上施策なども募る。契約期間は最長で30年3月末とし、継続希望があれば優先交渉権を与える。

県が所有する浜名湖ガーデンパークは04年の浜名湖花博の会場を引き継ぎ05年に開園した。23年度には115万人が訪れている。入場料は一部エリアを除き原則無料で、各種イベントでも使われている。

運営は10年から遠州鉄道などで作る「浜名湖えんてつグループ」が県から指定管理者の適用を受けて担っている。県は命名権募集と同時期に指定管理者の公募も進めている。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。