テレビ製造などを手がける船井電機(大阪府大東市)は3日、上田智一社長が9月27日付で退任したと発表した。持ち株会社の船井電機・ホールディングスの代表取締役などグループ関連会社の役職も退任した。理由は明らかにしていない。
次期社長には日本政策金融公庫専務や財務省理財局次長を務めた上野善晴氏が、代表権のある会長には元環境相の原田義昭氏が就任。船井電機は「今後、新たな経営体制がスタートし、これより経営計画を策定していく」としている。
船井電機は2023年に持ち株会社制に移行した。23年4月には脱毛サロン大手の「ミュゼプラチナム」を買収したが、24年3月に売却した。(共同)
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