POSシステムをクラウド化し、リアルタイムでの情報把握を目指す

電子決済サービスのトランザクション・メディア・ネットワークス(TMN)は、同社開発のクラウドを活用したPOS(販売時点情報管理)システムを、クスリのアオキホールディングス(HD)の店舗に導入すると発表した。同システムの実店舗への採用は初となる。商品情報のリアルタイムの把握などを目的とする。

クスリのアオキHDが9月に開業した2店舗を対象とする。従来のPOSシステムは自社で完結するものが主流となっていたが、情報の把握に時間がかかるのに加え、機能の追加に多額の費用がかかっていた。

TMNが開発した「クラウドPOS」はリアルタイムで情報を把握し店舗運営に生かせるのに加え、機能の追加も安価でスムーズにできるようになるという。既存のハードにも対応できるため導入コストも抑えられるメリットがある。

クスリのアオキHDは今後もシステム導入を進める予定で、将来的には個別客に合わせたクーポンの提供などに発展させたい狙い。

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