4日発売された「うまれて!ウーモ アライブ」。卵の底の部分はふ化後に巣として使えるようになった

タカラトミーは4日、卵の殻を割って生まれるペット型玩具シリーズの新作を発売したと発表した。従来品よりも生まれる時の卵の殻の割れ方がリアルになった。声や動きに反応する「インタラクティブペット」はトレンドとされており、新作で販売拡大を狙う。

商品名は「うまれて!ウーモ アライブ」。だっこしたり揺らしたりすることで中にいるペットが殻を割って生まれる。ふ化は一度きりで、ふ化後は話しかけたり触ったりして世話をする。

ユニコーンを模した「パフィコーン」とドラゴンを模した「ドラグル」の2種類で、それぞれ色は2通り。価格は1万1998円。

担当者は「おもちゃらしさを極力なくしリアル感を追求した」と話す。卵の殻の割れ方を変えたほか、最初に起動する時はスイッチではなく「魔法の羽」を差し込む仕様にした。

11月には小さいサイズも発売する。水を注ぐことで殻が割れて生まれる。コレクション需要に応えるため22種類を用意した。

「うまれて!ウーモ」シリーズは、2016年から世界累計で1420万個販売されたペット型玩具。カナダのスピンマスター社が開発し、日本ではタカラトミーが販売している。

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