初改良でデザインを一新したシトロエンの「ベルランゴ」(4日、東京都江東区)

欧州ステランティスの日本法人は4日、傘下ブランド「シトロエン」のミニバン「ベルランゴ」を初めて改良し発売すると発表した。ベルランゴは同ブランドの国内販売の約半数を占める主力車種で、車体のデザインを一新した。ミニバン市場は国産メーカーが強いが、ユニークなデザインで乗り換え需要を取り込む。

価格は439万円から。車体の前方部分のデザインを一新し、新たなロゴを中央に配置した。ヘッドライトはフック型のデザインで、発光ダイオード(LED)ライトを新たに採用した。車線維持を補助する機能などの新たな運転支援機能も追加した。

ベルランゴは2020年に日本で初めて発売されてから累計1万台以上販売されている。日本法人の中山領ブランドマネージャーは「国産車から輸入車に乗り換えを検討している層がターゲットだ。ミニバンでも個性を出したい人に乗ってほしい」と語った。

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