JR東日本横浜支社は12月2日、鶴見駅東口改札の前に診療所を開業する。医師1人による対面診療とオンライン診療を組み合わせ、通勤通学などで忙しい鉄道利用者や近隣の商業施設の買い物客を受け入れる。
医療法人のM&R高橋まことクリニック（神奈川県藤沢市）が運営する。診療室での内科、外科、皮膚科の対面診療をするほか、専用ブースで糖尿病内科専門医によるオンライン診療にも対応する。平日は午前7時30分から午後7時30分まで、土日は午前10時から午後4時まで診療する。祝日は休診。
診療後に駅直結のビル「シァル鶴見」内の調剤薬局に処方箋を渡し服薬指導を受けると、調剤薬局のスタッフがロッカーに薬を入れておいてくれる。後から受け取ることができ、調剤の待ち時間も発生しないため、忙しい中でも立ち寄りやすい。
JR東日本は「スマート健康ステーション」と銘打ち、駅に医療拠点を増やしている。首都圏では東京駅、上野駅などに展開する。
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