金沢大学認定ベンチャーの称号を受けたムービーズの菅沼代表(右)

金沢大学は8日、同大学のベンチャーで自動運転技術を手掛けるムービーズ(金沢市)へ金沢大学認定ベンチャーの称号を授与した。同大学発のベンチャーキャピタル(VC)である「ビジョンインキュベイト」(金沢市)の支援を受けたスタートアップとして初の事例となる。

同日開かれた記者会見には、金沢大学の和田隆志学長やムービーズの菅沼直樹代表取締役などが出席した。金沢大学のベンチャー支援の取り組みやムービーズの概要などを説明したほか、自動運転車両の見学会も実施した。

ムービーズは独自技術による自動運転を活用した「ロボットタクシー」の事業化を目指し、各地で実証実験を進める。菅沼代表は「民間資金の力を借りながら、スピード感を持って事業の発展を進めたい」と語った。

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