シャンプーや美容家電を手掛けるI-ne（アイエヌイー）は9日、高価格帯のドライヤーを発売すると発表した。主力ブランド「SALONIA（サロニア）」の最上位モデルで、価格は2万9700円。従来の低中価格帯製品に加え、高価格帯でも需要の取り込みを狙う。
「エアトリートメントドライヤー」は、公式オンラインストアなどのEC（電子商取引）サイトや全国の家電量販店などで11月1日から販売する。髪の仕上がりや速乾性といった機能性で訴求する。
サロニアシリーズのドライヤーは主力モデルで価格が5918円、今年6月と8月に発表した新製品も「スムースシャインドライヤー」が1万3200円、「グロッシーケアドライヤー」が7678円といずれも低中価格帯だ。
アイエヌイーは「各社が高機能ドライヤーを続々と導入し高級化が進んでいる」と説明。今回の最上位モデルの投入で、さらに幅広い価格帯の製品を提供できるようにする。
サロニアシリーズのドライヤー販売実績は2015年5月〜24年2月までの累計で350万台を超える。
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