ホンダは9日、交換式バッテリーを2個載せた電動二輪「CUV e:（シーユーヴィー イー）」をインドネシアで発売すると発表した。満充電時の航続距離は80.7キロメートル。同国で生産・販売し、世界展開も視野に入れる。
現地合弁会社「アストラ・ホンダ・モーター（AHM）」が発表した。バッテリーは交換式で、車両から取り外して室内などで充電ができる。同社は固定式バッテリーを1個搭載した電動バイク「ICON e:（アイコン イー）」も同時に発表した。
ホンダは2030年までに30モデル以上の電動二輪を発表する目標を掲げている。日本でも一般消費者向けに交換式バッテリーを1つ載せた電動二輪を販売しているが、航続距離が短いなどの課題がある。製品の幅を広げて電動車の普及につなげる。
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