ウェザーニューズは5つのサービスを集約した統合型の航海気象サービスで運航を支援する

ウェザーニューズは10日、海運事業者向けのサービスを統合して提供するプラットフォームの運用を始めると発表した。英語で提供し、全世界の企業の利用を想定する。最適航路の選定や座礁の回避など個別に提供していた5つのサービスを集約し、利便性を高める。

これまで情報を収集するには別サービスを併用する必要があった。環境規制に対応した最適なルートやエンジン回転数を提示するだけでなく、二酸化炭素(CO2)排出量の可視化や安全性の確保、座礁の回避などを1つのサイトで確認できるようになる。地震などの緊急時にスマートフォンでも確認できるようモバイル版にも対応する。

ウェザーニューズは各種データを提供するなど累計で100万の航海を支援してきた。2023年から欧州で先行してサービスを始め、好評だったことから今回の世界展開に踏み切った。プラットフォームの利用料金は利用するサービスに応じて変えることで収益化する。

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