ホームセンター(HC)を運営するジュンテンドーが11日発表した2024年3〜8月期の単独決算は、税引き利益が前年同期比98%増の5億5800万円だった。3億円とする従来予想から上振れした。仕入れ価格を抑えたことなどにより売上総利益が改善し、経費削減などで販管費も減少し利益を押し上げた。

売上高にあたる営業収益は微減の235億円だった。同期中にHCを2店、ブックセンターを2店閉店したものの、ほぼ前年度並みを確保した。猛暑で夏物商品が伸びたほか、南海トラフ地震や台風対策で電池など防災関連商品などが堅調に推移した。

25年2月期の業績予想は据え置いた。純利益は前期比47%減の1億円を見込む。

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