共同開発した商品を発表するエステーとスズキの担当者(11日、東京都新宿区)

スズキは11日、エステーと共同開発した車向けの消臭芳香剤を2025年春までに発売すると発表した。車内の不快な臭いを解消するため、トドマツの精油で香りをつけた。スズキの電子商取引(EC)サイトと販売店で取り扱う。

「Air Forest YOWAN(エアフォレストヨワン)車用エアケアキューブ」として売り出す。年1万個の販売をめざす。本体価格は2000円、詰め替え用は1000円程度を想定している。

両社が商品を共同で開発するのは初めて。臭いによる不快感やストレスが乗り物酔いに影響を与えると分析。消臭効果が車酔いの緩和につながると期待する。

エステーの奥平壮臨氏は、同社経由での販売について「前向きに検討していきたい」と述べた。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。