米アップルは15日、タブレット端末「iPad(アイパッド)ミニ」の新機種を発表した。「ミニ」としては2021年9月以来、3年ぶりの刷新となる。同社が今月から英語向けに提供を始める人工知能(AI)の新機能「アップルインテリジェンス」に対応する。同日から予約を受け付け、今月23日に発売する。
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新しいiPadミニは、自社製のチップ「A17 プロ」を搭載し、従来機種より処理速度が約3割向上したという。画面サイズは8.3インチで、価格は7万8800円(税込み)から。
アップルインテリジェンスは、メールの文面の校正や、録音した音声の文字起こしと要約などができる。音声アシスタント「Siri(シリ)」の機能も改善した。アップルインテリジェンスは基本ソフト(OS)のアップデートを通じて今月から英語で提供を始める。日本語向けは来年になるとしている。(サンフランシスコ=五十嵐大介)
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