建設中のワンビル(9月、福岡市)

西日本鉄道は16日、福岡・天神の福岡ビル跡地に建設中の複合施設「ワン・フクオカ・ビルディング」(略称「ワンビル」)を2025年4月24日に開業すると発表した。天神地区で進む再開発事業の目玉案件で、繁華街の中心にあたる「天神交差点」の新たなシンボルとなる。

ワンビルは地上19階・地下4階建てで、延べ床面積は約14万7000平方メートル。このうち、地下2階から地上5階の商業フロアが同日開業する。シャネルの直営店やシェアラウンジを備えた蔦屋書店、西鉄電車の廃材を内装に使ったタリーズコーヒーの出店がこれまでに発表されている。

18〜19階に入居する「ワンフクオカホテル」も商業フロアと同時期の開業を目指している。8〜17階のオフィスフロアについては、開業日に前後して入居企業が移転する見込みという。

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