サスペンション大手のヨロズは18日、ランサムウエア(身代金要求型ウイルス)攻撃を受けたと発表した。詳しい被害状況などの調査を進めている。現時点で工場での生産などに支障はなく、ヨロズが部品を納める自動車メーカーの生産には影響しない見通し。

同社グループのサーバーに保存したファイルにアクセスできないことを14日朝に確認した。既にランサムウエアに感染したサーバーはインターネットから隔離した。

ヨロズはかつて日産自動車の系列に属しており、現在も日産グループ向けの販売比率が最も高い。ホンダやトヨタ自動車とも取引がある。

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