これはアメリカ運輸省の道路交通安全局が18日までに、発表したものです。
調査の対象になっているのは、テスラの運転支援システム「フルセルフドライビング」が搭載された、▽2023年から2024年式の「サイバートラック」や、▽2017年から2024年式の「モデル3」など5車種、あわせておよそ241万台です。
アメリカ運輸省によりますと、この運転支援システムが作動した状態で、日ざしや霧などによって視界が悪くなった場所に入った際に、これまでに4件の衝突事故が起きていてこのうち1件は死亡事故だったとしています。
当局は視界が悪い状況で、支援システムが安全に作動するのかどうか調査するとしています。
テスラはこの支援システムを活用し、人間の監視がいらない「完全自動運転」のタクシーの実用化を目指す方針を明らかにしていますが、今回の調査の結果次第では事業に影響する可能性もあります。
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