コニカミノルタは21日、人工知能(AI)を搭載した超音波診断装置の新機種を11月1日に発売すると発表した。AIが神経の位置を色分けして画面に表示することで、医師が体に針を刺す際などに把握しやすくなる。診療の精度向上につなげる。
超音波診断装置の新機種「SONIMAGE(ソニマージュ) UX1」、整形外科用の「ソニマージュUX1 TRiFOR(トライフォー)」をそれぞれ発売する。麻酔の際は神経の近くに注射する必要があり、AIで位置を色分けすることで医師らを手助けする。
患者の体にあてて超音波で内部を調べる器具も新開発し、画像を高精細にした。標準価格は器具などを除く本体で5150万円(税抜き)。
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