バンダイナムコホールディングス傘下のバンダイナムコアミューズメント(東京・港)は21日、同社子会社のプレジャーキャスト(東京・港)を2025年4月1日付で吸収合併すると発表した。プレジャーキャストは「きゃらんど」や「トーマスタウン」といった乳幼児や未就学児向けアミューズメント施設を運営している。合併でノウハウを共有し、キッズ事業を底上げする。
プレジャーキャストは03年にバンダイの子会社として設立。その後、バンダイはナムコと05年に経営統合してバンダイナムコホールディングスを設立している。18年にグループのゲーム事業を担うバンダイナムコエンターテインメントの業務用ゲーム事業と、ナムコを統合してできたのが現在のバンダイナムコアミューズメントだ。
どちらもアミューズメント施設の運営が主力だが、設立の経緯や主要客層が異なり、別会社として運営してきた。グループとして低年齢の児童向け事業を強化するなかで、改めて組織再編することにした。プレジャーキャストの運営する27店舗と、アルバイトを含めた従業員約340人は全てバンダイナムコアミューズメントが引き継ぐ。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。