スマートフォン向けゲーム「メメントモリ」などを運営するバンク・オブ・イノベーションは22日までに、セガサミーホールディングス子会社のセガから特許権の侵害で訴えられたと発表した。当該ゲームの差し止めのほか損害賠償金10億円などを求められている。

バンク・オブ・イノベーションによると、「メメントモリ」と23年にサービスを終了した「幻獣契約クリプトラクト」がセガの持つ5件の特許権を侵害しているとして提訴された。セガ側はゲームプログラム差し止めのほか、損害賠償金10億円と損害遅延金を求めている。

訴訟提起日は9月30日。セガの広報担当者は「訴訟を提起したのは事実だが、係争中のためコメントは差し控える」と話した。バンク・オブ・イノベーションは「当社サービスが当該特許権を侵害しているとの事実は無いものと認識している」としたうえで「本訴訟がどのような結果になったとしても、必要な対策を講じることでサービスを継続する」とした。

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