22日の東京外国為替市場の円相場は対ドルで下落し、大手銀行によると一時1ドル=151円台を付けた。7月末以来の円安・ドル高水準。

 午後1時現在は前日比1円09銭円安ドル高の1ドル=150円92~93銭。ユーロは74銭円安ユーロ高の1ユーロ=163円28~31銭。

 米経済が底堅く、米連邦準備制度理事会(FRB)の利下げペースが緩やかになるとの見方が意識された。21日の米長期金利が上昇し、日米金利差が広がるとの思惑からドル買い円売りが先行した。

 市場では「米経済を見極めようとする様子見姿勢もある」(外為ブローカー)との声があった。(共同)

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