22日のニューヨーク外国為替市場では、この日発表された企業の景況感に関する指標が市場予想を上回り、アメリカ経済は堅調でFRBによる利下げのペースは緩やかになるという見方が改めて広がりました。

このため、日米の金利差が意識されて円を売ってドルを買う動きが進み、円相場は一時、1ドル=151円台前半まで値下がりし、およそ2か月半ぶりの円安水準を更新しました。

市場関係者は「アメリカの大統領選挙でトランプ前大統領が優勢だという見方が出ていて、市場では、高い関税を課す政策などでインフレが進めば長期金利が上昇することなどが意識されている。引き続き、今週発表が予定されている、アメリカの経済指標の結果も注目されている」と話しています。

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