九州電力は、設備トラブルで停止していた石炭火力の苓北発電所2号機(熊本県苓北町、出力70万キロワット)の運転を22日夕に再開したと発表した。点検の結果、ボイラーの天井付近にある配管8本が損傷していることが判明し、新品に交換した。

同機はボイラーに補給する水量が増えたことから、蒸気漏れの疑いがあるとして8月21日に運転を停止していた。九電によると同機は2003年6月に営業運転を開始し、運転時間は約15万9000時間となっている。

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